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ナデッチの南インドでなんとなく日記

海外行きたいなら絶対に知っておきたい!今すぐチェック!!なんて情報はありません。

インドよくあるいきなりバックレから色々考えてみた話。

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昨日、数ヶ月前にオープンした友達夫婦の経営するレストランにちょっと寄ってきたんです。

以前そこで絵の仕事したので、そのお代徴収に。

 

 

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で、行く前に電話したんですけど、なんかここ最近忙しいと。まあレストランオープンして数ヶ月はバタバタでしょう。そんなもんよね。くらいの気持ちで行って会ってきたら、なんか本人げっそりしてる。

 

 

 

「どうしたのよ?」

 

 

「それがさ、2日前にシェフ2人に給料払ったら、何の前触れもなく蒸発して、、、、慌てて別の人探したり、メニューも全部書き換え(←雇ったシェフが何を作れるかで変わるという)で、いっぱいいっぱいだよ。。。」

 

 

「うっわ、そりゃ災難だったね。。。。」

 

 

「一度定位置に落ち着けば、うまくいくんだけど、それまでに1年とかやっぱかかるからなー。。。」

 

 

ちなみにそのレストランは、彼の2軒目の経営。

 

 

最初知り合った時、レストラン経営?じゃあさぞかし料理が得意なんだね!

、、、なんて思ったキュウリのように青々しかった当時の私の貧弱な発想力をボキッと片手でへし折ってやりたいね。

 

『彼は料理の「り」の字も知らない(by嫁)』が、頭の回転が早く、経営としての才があるんです。レストラン経営=じゃあ料理長は何人必要。そのアシスタントは何人。フロアには何人、みたいにぱっぱと計算し、料理長はいつも、北インドから調達募集します。

 

長く働いて欲しいから、という理由で、住む部屋、医療保険、まかない付き。環境が美味しいのでなかなか辞めないでしょう?

ところが辞めたと。

 

 

この、突然のバックレ
そういえばよく聞きます。

 

 

例えば

「うちのメイドがいきなり来なくなったのよ!!」

とか

「雇ってたバイトの子がトイレに行ってくるって言って、そのまま帰ってこなくなった」(どうやらそのまま帰宅し、バックれた)

 

 

あまりにもよく聞くから、ああ、インド人って責任感無い人多いんだろな〜

くらいに最初思ってた。

 

 

けど、

よくよく考えてみたら、

 

 

「すいません、やめたいんですけど」

 って言ったら

 

「なんでよ??ちょまってよ」

ってなるパターン

 

 

これでじゃあ給料ちょっとあげるから、で合意して残ったとしても、
確実に居づらいよね。

 

 

「あの人やめようとしたんだって?」

と同僚から噂されたり、

「あいつは一度辞めようとしたやつだから」

 

と経営者から見られたり。

 

「やめます。」

「OK。じゃあな。」

 

ってなるかな。。。。代わりの人がいなかったら、すんなりいかないよな。

 

 

だからそこまでわかった上で、バックレ蒸発なのか。。。。?

 うーん。。。そうなのかもしれない。

 

 

何も言わずに立ち去る=経営者に一番打撃を与える方法だから。

 

 

でもこれ、日本でやったら、たとえバイトだったとしても自宅住所とか抑えられてるし、すごい誹謗中傷の嵐になるのが目に見えてるな。

 

あと、日本の美徳、みたいな『ザ・責任感☆』から、無言蒸発できない人多そう。

やったら非常識だもんね。日本だと。まあ日本の常識だと。

 

 

でもさ、だめだ、と思ったら、周りの人のこと考えずに一目散に逃げれないと、そのまま自分もダメになっちゃう時もあるから、、、


みんな我慢してるから自分だけ逃げるわけにはいかない

 

って頑張って、共倒れしないで欲しいと思う。震災のような非日常時にも、学校や職場みたいな日常で「あ、ちょっとキツイ」ってそんな気がした時にも。

 

 

ダメなら逃げちゃえよ。で、ダメじゃないとこで立てばいいよ。

 

 

 

 

 

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(おまけ)

昔、私はメイドを雇ったことがあります。

朝8時から夕方5時まで。掃除、家事、昼食の用意、私の息子(当時

赤子)の面倒を見る。買い出し。これらをこなすから、とちょっと当時の現地価格としては何千円か高いサラリーを要求してた彼女。(以下リリーと呼びます)


そんなリリーはある日蒸発しました。
いや、正確には出戻ってきたのだけど。


昼食は自分で持参する。という契約時の条件は、リリーがランチを作ることによりいつの間にかルール消滅。リリーも私の家で自分で作ったランチを食べてて、(まあそれはいいんです。食材もそんなにしないし。だがインド人なので食べる量は多かったが)で、ある日を境に、なんか食べる量がすごく増えていったのよね。リリーの。

 

えっ そんなにお米食べるの?ちょ、お腹大丈夫なの???

 

(インド米は安いんで、値段のことではありません。)なんていうか、1合半は一食で食べてそうな勢い。そして、味付けもだんだん濃くなっていき、、、、、

 

ある日リリーが調理しているところを、私が横に立ち見ていました。すると、スープストック(ブイヨンの元、みたいな固形キューブ)を、一鍋に3、4個入れてる!!!えええ濃いよ。私なら1個で十分だよ。(もちろん伝えましたよ。)


そしてある日、

「シュガーハイになった。」

とリリーが言うのです。とにかく体がだるいと。

 

元から態度がでかく、偉そうで常に気怠そうだったリリー。食欲以外は私は彼女の変化に気づけませんでした。診断書を見せられたけど、何?シュガーハイって、、、糖尿?

 

そして、

「2、3日 休むわ。ドクターに言われたから。」
(この言い方。休んでいいですか?ではなく。もう休むから。と)


ああ、そう。2、3日ね。わかった。と私は彼女を帰したのですが、

まあ、戻ってこないよね。

電話も出ないよね。
連絡つかない。。。。


そのうちに噂が立ちます。
リリーはもう他の仕事見つけたから、とか。


2ヶ月以上経ち、メイドなしでも何とか回るようになった我が家。(このタイミングで息子をキンダーガーテンに入れた私)



完全に彼女を忘れた頃、リリーはやってきました。

何事もなかったかのように。

 

 

いきなりドアをバーンと開け、「戻ってきたからよ。」みたいな感じで。


で、私はと言うと、

もうその不在の期間中、電話に出てもらえないことからの『心配〜不安〜がっかり〜怒り〜もういいやと諦め』の過程を過ぎ去っており、

 

忙しい中、他の人を求人したり面接したりうまくいかなかったりでイライラしたり

なんていうか、そういう一連の波を越え、無我無常の境地に達していた私は、

 

 

「ごめん。もういい。」

 

と静かに言いました。

 

 

 

するとね、

 

「なんでよ!?!ハア???意味わかんないんだけど!!!私お金必要だし、ていうか勝手に解雇なんてできるわけないでしょう?!」

 

と怒り始めました。

 

 

今思うに、リリーは自分が働いてなかった間分も何かしらお金欲しかったんだろうな。もらえると思ってたんだろうな。

 

だって、連絡つかなかったし。2、3日って言って2ヶ月こなかったし。他で働き始めたって噂も聞いてショックだったし、ていうかもういいよ。必要ないから。ごめんね。

 

と伝えると、

 

「噂って、誰よ!!!誰が言ったのよ!!!」

 

 

とリリー、ブチ切れ。

なぜお前が切れるか。

 

 

最後は

「警察に言ってやるからな!!!!」

 

 

と言う捨てゼリフと共に去って行きました。

(その後も、他のインド人男から警察云々言われたけど、こちらは無視。労働契約書も交わしてないし。)

 

 

彼女の痛かったところは、近所のマダムと私はお友達。と思っていた所、でしょうか。

 

悲しいけれど、彼女のポジションはメイドなんです。インドでメイドはメイド。近所の奥様方、そりゃリリーと話くらいするよ。だってお前が話しかけるんだもん。うちの息子連れてたら、変に扱いはしないよ。だが、申し訳ないけど、彼女たちがリリーとお友達とは、思わないだろうよ。インドだから。。。



以上、5年くらい前に起きたおまけのお話でした。



これが結構なトラウマになって、(結局リリーがね、当時この街にいた他の日本人で、色々問題起こした人がいるのだけど、その人に内通してて私の有る事無い事を吹き込んで、その日本人が私のプライベートな事をネットで晒したり、非難してきたりしてかなりだったんですよ。)で、もう長い事メイドなしな暮らしをしてたのです。ツイッター上で時々名前出すランミヤは、この頃から顔見知りで、ていうか彼女は14年もこのマンションでお掃除の仕事してて、人柄もわかったから、それでやっとうちに来て(と言っても1日30分くらいだけど、でもすごい助かる)もらうよう頼んだのですよ。


何の話だったかな。。。。

ああ、そうだ。突然の蒸発や。。。。

 

 

仕事で面接して採用、ってした子も、こっちには何も言わず「他で仕事受かったから」と1日も来なかったしな。親兄弟のこと知ってる子でもこんなの起こるインド。

 

超自由!!

 

 

まあもう何が起きても、そう動じないけれど。。。。

 

なんかどうでもいい事をダラダラと書いてしまいました。
リリーは今思い出しても楽しくない思い出満載(書ききれない)だけど、今は可愛くて性格も良くて働き者のランミヤがいるからいいもん

 

 

ではまた。

読んでくれてありがと!

 

写真はオープン前のレストラン。

 

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