ナデッチの南インドでなんとなく日記

海外行きたいなら絶対に知っておきたい!今すぐチェック!!なんて情報はありません。

ちょっ その言い方はないんじゃないの??

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こんにちは。ナデッチです。

 

慣れというのは本当に恐ろしいものです。

 

ここに来た当初、あんなに嫌だと思ったことも、

慣れるとまあ、そんなものか、と思ってしまう。

 

思うだけでなく、

気がついたら自分がそれを真似てしまっている。

 

ローマにいる時はローマ人にならえ、

郷にいらば郷に従え、

 

。。。

嫌です。

 

 

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今日は、そんな、

 

『どうしても無理』

 

と、未だに私がプチ拒否してる

南インド人あるある言葉遣いを挙げていこうと思います。

 

 

 

  • 1)「Give!!」

真っ先にこれ挙げますわ。ギブ。

まずね、9割以上のここに住む人々は、敬語使いません。

 

ここに住んだ当初、私、メイドを雇っていたんです。

いろんな意味で限界が来て解雇したのですが、

(その話はまた後日)

そのメイドが言うんですよ。

「Give me that !!!」

 

 

頼むよ。もうちょっと他のマシな言い方あるだろ?

この時の彼女は言い方を知らなかったのかもしれません。

 

が、町中、誰もが使うんです。

カーストも、どんな教育受けたかも、

関係ありません。

 

 

使い方、ニュアンスとしては

「与えてください」ではなく、

『よこしな!!』

 

 

市場で野菜買うときに

「Give me 1kg mangoes」

 

丁寧に言ったとしても、

「You give me 〜〜」

 

Youがつくだけかよ、っていう。。。。

 

 

Could I have 〜?

Can I get〜?

 

と言う感覚は持ち合わせておりません。

ちなみに息子の通う幼稚園の園長もGiveフツーに使います。

(頭痛い。。。)

 

これについての私の考察は後ほど最後の方に書きますね。

 

 

  • 2)「Side!!」

これもね、言い方知らないんだと思うの。

大人も子供もこの言い方。

「どいて」って事ですね。

超感じ悪い。

聞いてて「どけよ」としか脳内変換できません。

 

 

うちのお子達には、頼むから

「Could you stay by side?」

っていうかむしろ、

「Let me through please」

って口から出るようにして、と伝えています。

 

 

  • 3)「Bill!!」

英和辞書などには「札!!」って出ると思うのですが、

どんな時に使うと思います?

 

答えは「お会計」

「Check please」

残念。ここではこの言い方通じません。

ビル。ってカタカナ発音で通じます。

 

下手に巻き舌に言っちゃうと、ビルっていう

謎の食べ物が提供されます。←えっ

 

(ちなみに、the billで「請求書」の意味があるので

間違ってないっちゃないんだけど、、、

アメリカで通じるかもだけど、あまり使われないですよね)

 

  • 4)「Know?」

これね。

何度ブチ切れそうになったことか。

 

「〜〜〜〜, you know?」

 

と言いたいのだけど、you know?って言い方を知らず、

「ノ〜?」と語尾につける。

英語わからない人だと、チャットなどで、「〜no?」

って書いてくる。

 

ポイントとしては、語尾に毎回ノ〜?言われると

やっぱ、イラリとさせられるものです。

類義語に「ヤー」があります。

 

 

  • 5)「Actually」

なぜ、お前、文頭につける。。。。

 

これも、多発されてイラリとします。

アクチュアリ〜xxxxxxxxxxxx

アクチュアリ〜xxxxxxxxxxxx

 

せめて文中か後ろの方につけてもらいたい。

けれど9割以上の人が、意味も大してわからないのに

文頭に。

単にいう言葉の数増やして満足してるようにしか聞こえないという

 

幼稚園児でも使うので、インド人向きな単語なのでしょう。

そうなのか?

 

 

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  • 6)Yaa

 これも、私をイラリとさせてくれる一言。

ローカルな訛りだと思うのですが、語尾に「〜〜ヤー。」

 「No ヤー」

 

YESかNOかどっちなんだよ!!!

 

ヤー、ってyeahだと思うんですけど、、、、

 

違うのかな。国によって ラーってつけたりすると

聞くので、やっぱ

埼玉は語尾に「だべ」

群馬は語尾に「ダンベ」

茨城は語尾に「だっぺ」

 

。。。。みたいな、あれでしょうか。

 

『プロゴルファー猿』というアニメを

子供の頃に見た記憶がうっすら残ってますが、

毎回「ヤー」と言われるたびに、

「ワイはプロゴルファー猿やー!!」という

声が脳裏に響き渡ります。。。。。

 

 

さて、インドといえばイギリスに統治された時代があります。

英語をここに持ってきたのもイギリス人でしょう。

 

インドの人々に、以前、英語についてどう思うか聞きました。

抵抗はなかったのか、とか。

 

そしたら、『英語から恩恵を受けている』というのです。

さらには『英語を利用してやってる』という意見も。

 

 

私の勝手な考察なのですが、

イギリス人が直接接して指示を下したのは

インド人の中でもカーストや身分の高い

一部のインド人だったのではないかと。

 

そして、カースト下位の人たちは、いつもと変わらず

インドのカースト上位の人から指示されるだけだったのでは

ないでしょうか。

 

で、イギリス人がインド人に言う時、

長く言っても通じなかったりとか、あったと思うんです。

インド人も全てを聞き取れたわけじゃないとかも。

 

で、イギリス人が、インド人に

「それをよこせ」と「Give」を使った。

 

インド人は何も疑問に思わず「Give」という言い方を

下位のインド人に使い、そのまま広まり残った。

 

のではないかと思ってます。

 

 

だって、親も子も先生もみんなこの言い方するから。

 

 

 

 

(おまけ)

他にも南インドあるあるな言い方は、

「パーセル」。。。。

 

「take out」でも

「to go」でもなく、

「お持ち帰り」は「parcel」と言います。

 

アメリカだと「for here or to go?」が、

ここだと

「having here? parcel??」って感じ。

 

 

 

他には、よーく聞くのが

「You do one thing」

 

だからなんだよ。と心の中でひっそりと

ツッコミ。

 

会話で、例えば

「明日この書類を持ってきて」という時にも

まず、「You do one thing. Bring this document tom...

 

と言います。。。。なんていうか、

ちょっと偉そうに聞こえる言い方が蔓延している南インド。

 

 

あなたがどこかの国でインド人に出会って、

そいつがなんか態度でかいとか、言い方偉そう、と思っても

それが当たり前で育っただけで、そのニュアンスまでは

本人は知らないのかもしれません。

 

そこを指摘するか、それも個性と受け止め受け入れるかは

あなた次第。

 

 

ちなみに私の父は、飛行機に乗ってたら

インド人に「お前インド人だろ?どこ行くんだ?」

って話しかけられたことあります。w 

なんでだ。。。。

 

 

 

 

 

では今日はこの辺で。

寄ってくれてありがとう!

 

 

 

写真は息子がスーパーでどうしても買いたいと言った

パパド。(揚げておせんべいになる)

これでいいのか!というイラストのクオリティ

流石です。